【本当に退屈?】ブルネイに行ってみた!(ホテル・帰国編)

旅行
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1泊2日のブルネイ弾丸旅行!今まで様々なシーンを切り取り、4つの記事に記載してきました。

こちらの記事では、宿泊したホテルのレビュー~帰国までを記載していきます🖋

ホテル「The Empire Brunei(ザ エンパイア ブルネイ)」

今回宿泊したのは「The Empire Brunei(ザ エンパイア ブルネイ)」
総数550部屋を誇る、ブルネイを代表するホテルです。
こちらのホテル、(利用者曰く)7つ星ホテルなのです!( ⓛ ω ⓛ *)

“7つ星”ホテルとは

実は、“7つ星”というのは正式な公的機関・民間機関の評価には存在しません
豪華さや設備の充実度から、“人々の間で”「7つ星ホテル」と称されてきた、ホテルとなります。

おじゃ
おじゃ

ややこしい!(笑)

それでも、「7つ星ホテル」と称されているホテルは世界でもほんの一握り。
中でも有名なのは、ドバイにある「Burj Al Arab(バージ・アル・アラブ)」です。

最低でも必要な1泊宿泊料金を2つのホテルの比較してみました。
(オフシーズンの価格です)

ホテル名最低でも必要な宿泊料金(2名1泊)
Burj Al Arab
(バージ・アル・アラブ)
約 $1,078 USD(約17万円)
The Empire Brunei
(ザ エンパイア ブルネイ)
約 $253.49 USD(約39,000円)

他のホテルと比較すると、豪華さに対してとてもリーズナブルに宿泊ができます

ひと言メモ📝

ちなみに、ホテルの格付けで有名なフォーブスには、「Recommended」として紹介されていました。
こちらの評価は、”5つ星や4つ星の認定には届かないが、それに近い水準の高評価ホテル”ということのようです!

ホテルの背景

調べてみると、現在までに紆余曲折があった物語の多いホテルのようです。
以下はChatGPTの引用です。

◆ブルネイのスルタン(イスラム教国の君主)の弟であるジェフリ・ボルキア王子が、王族専用の迎賓館や個人のリゾート施設として建設を主導
・1990年代初頭、ジェフリ王子はブルネイの財務大臣およびブルネイ投資庁(BIA)の会長を務めており、国の石油資源を活用してインフラと観光産業の発展を目指しました。
・その一環として、王族や国賓を迎えるための豪華な迎賓館として、現在のThe Empire Bruneiの建設が計画されました。
・建設は1994年に開始され、約6年の歳月と推定11億米ドルの費用をかけて完成しました。

◆ホテルへの転換
・当初は王族専用の施設として使用されていましたが、ジェフリ王子が率いるアメデオ開発会社(Amedeo Development Corporation)が1998年に財政的困難に陥ったことにより、所有権はブルネイ投資庁(BIA)に移転されました。
・その後、施設は一般向けの高級リゾートホテルとして再構築され、2000年に「The Empire Hotel & Country Club」として正式に開業しました

ちなみに、ジェフリ王子(ジェフリー・ボルキア王子)についてのWikipediaもありました。

ジェフリー・ボルキアの長年にわたる贅沢な生活は、ブルネイの石油収入を著しく減少させました。
・・(中略)・・
この抑制されない浪費は、最終的にブルネイの財政を深刻な逼迫に陥らせました。

なかなかキャラが濃い方のようです😵

現在は、2012年にブルネイ政府系会社の運営法人として設立された非公開有限会社によって運営されています。

場所

ホテルは、空港から車で約15分程度離れた、海沿いにあります。
ちなみに、ニューモスクといった市街地は、空港の少し南にあります。
市街地観光がメインの方は、少し不便かもしれません。
ただ市街地→ホテル→空港と進んでも、約30分程度なので、私は気になりませんでした。

空港→ホテルまでは、以下3つの移動手段があります。

移動手段金額
タクシーその場で運転手が提示
ホテルの送迎一往復最低 40BND +  10% Service Charge.
Dart(配車アプリ)約 10~15 BND

当初ホテルで送迎を出しているのかと思い事前にメールで確認したところ、ホテルの送迎は有料でした(しかも結構高い)。
そのため、私たちは配車アプリDartを利用しました!🚙

利用方法は、以下の方が詳しく解説していましたので、ぜひご参照ください!
(私たちもこちらの記事に記載の通りに行ったら、スムーズにホテルに到着しました✨)

ホテル概要

フロント

一歩足を踏み入れたら、そこは宮殿!!
めちゃめちゃ豪華で、「すごい、、」とため息が出てしまいます、、!

ホテル入口
ホテル入口
フロントのシャンデリア。きれい~!!
どこもかしこも、とても美しい、、!そして天井が高い!
柱にはスルタンの肖像が。

フロントには外の日差しも差し込み、一気にホテルの世界観へ引き込まれました

またフロントの方の英語は非常にクリアで、聞き取りやすかったです。
(こちらについては、スタッフによって差があるかもしれません)
広い施設や観光について、丁寧に教えてくださいました🙏🏻

ホテルマップ

ホテル全体のマップは以下です👇

ホテルMAP

中央の赤丸がフロント、右の赤丸が、今回私たちが宿泊した部屋のある棟でした。
フロント~部屋の扉までで、徒歩約5分程度です。

ご覧の通り、とても広い!
移動は徒歩だけだと少ししんどいため、スタッフに依頼すれば、気軽に小さ目な車で移動できます。
施設内はバリアフリーで、車いすの方でも不自由しないよう、スロープやエレベータがいたるところに設置されていました

このほか、緑の丸で囲った「サンセットビューポイント」や、黄色の丸で囲った「サンライズビューポイント」にも足を運びました。

おじゃ
おじゃ

1泊2日で市街地観光にも行ったため、正直広いホテルを楽しみ尽くせなかった感もありました、、
お金はかかりますが、ゴルフもできるらしいです

部屋

スタッフの方が付き添っていただき、部屋までの移動方法や部屋の使い方について、丁寧に説明してくれました🙇🏻‍♀️✨
5月は閑散期なのか、そこまで宿泊者は多くない印象でした。

フロントの建物の1階。天井が高い~!
蓮の池
フロント~部屋までの道中にある蓮の池。見晴らしがよく、落ち着きます。

部屋に到着!( ノ ゚ー゚)ノ✨

広い!きれい~!

浴室もきれい!✨

アメニティもたくさん準備されていました!
(シャンプーとリンスは、ナチュラル系でした。こだわりがある方は、持参したほうがいいかもです😶)

ドライヤー
引き出しにはコーヒー・紅茶とお菓子
冷蔵庫(使いかけ)

ちなみに、冷蔵庫の中の飲み物はすべて無料で飲み放題です!!
足りなくなったらフロントに連絡すると補充していただけます✨ありがたい🙏🏻

このほか、変換プラグも1個ありました。
ブルネイは、日本と異なるプラグが必要となります
日本人はたくさんの電化製品を利用しますから、ここら辺はご自身でも揃えていった方が安心かもしれません💪🏻
(プラグについては、少しだけ以下の記事に記載しています。よろしければご覧ください🖋)

また、トイレットペーパーは流さない方がよいようです。
使った紙は、近くのゴミ箱に捨てましょう。

ホテル内ショップ

ホテル内にショップがあり、お土産や軽食はこちらで調達できます!
ショップの壁がピンクでかわいい!🫶🏻✨

ホテル内ショップ

私はこちらで、手のひらサイズのテングザルのぬいぐるみと、エンパイアブルネイホテルのボールペンを購入しました!
ぬいぐるみは約10BND,ボールペンは約3BNDくらいだったと思います。
(ピンクの袋は、お姉さんが包んでくれました🫶🏻)

テングザル人形
ボールペンをもつテングザルのぬいぐるみ

こちらのぬいぐるみ、エンパイアブルネイの服を着ています!旅の思い出にぴったりです(●’◡’●)

服に「THE EMPIRE BRUNEI」と書かれている

シンガポールに暮らしていると物価に驚くことが多いですが、シンガポールと比べると、ブルネイの物価は日本の感覚に近い気がしました👀

為替情報(2025/05/16時点)

・1SGD(シンガポールドル)=111.98円
・1BND(ブルネイドル)=111.56円

プール

プールは大きく2か所にありました。
最初、宿泊している棟に近い青枠に向かったところ、水深が150cmのプールばかりでした💦
私の身長が153cmで、泳ぎは得意ではないので、こちらのプールは避け、赤枠のプールに向かいました。

ちょっと遠いので、近くのお兄さんに声をかけ、車で移動させてもらいました。

結構早い。風が気持ちい。
道中で見かけたトカゲ。大きい😶

見晴らしがよく、リラックスできるプールでした✨
タオルはタオルカウンターで無限に調達可能です!
私たちが行ったタイミングは大人が多く、子供は小学3~5年生ぐらいが親子で遊んでいるのみでした。
水深もバリエーションがあり、ここなら低身長な私でも、ゆっくり楽しむことができました☺
日差しが強いので、飲み物を部屋から持ってくるのがお勧めです。

朝日

ホテルには、「サンセットビューポイント」「サンライズビューポイント」があります。
1日目の夜は市街地で過ごしたため、ホテルでは朝日を楽しむことにしました!

起床したのは朝5:45。すでにちょっと外が明るくなってきており、急いで向かいます。

速足でサンライズビューポイントへ向かう
夜明けのフロントもとても美しいです

何とか着いたものの、なんだか景色がビューポイントっぽくない、、
???となった際に丁度良くスタッフの方が来たので確認したところ、誤って「サンセットビューポイント」に来ていたことが判明😵😵

MAP

スタッフの方の車に同乗させていただき、サンライズビューポイントに向かいます、、
(本当にありがとうございました🙇🏻‍♀️)

何とか間に合って見られた朝日がこちら。本当にきれいでした、、!

朝日に照らされる小道
朝日に照らされる小道

朝食

朝日を楽しんだ後は、朝食ビュッフェをいただきました!

ビュッフェの様子1
ビュッフェの様子2
ビュッフェの様子3

グランドスタッフの方に「スチーム ダンプリング プリーズ」と言うと、ビュッフェ会場にはない蒸し料理も食べられました!
どれもこれも、とてもおいしかったです、、!

ところで、ビュッフェ会場にいると、いたるところから日本語が聞こえました😶
GWだったこともあり、日本人の方がたくさん旅行に来ていたようです🗾

その他

こちらのホテル、検索すると、”アフタヌーンティー”で有名なようです。
ただ私たちが行ったタイミングでは、ちょうど休止中でした😵
飲食の提供は行っており、せっかくなので紅茶をいただきました。
素敵な建物の中で、おいしい紅茶とサービスのクッキーをいただき、とても素敵な時間を過ごせました🫶🏻

景色サイコ~!

帰国

ホテルや観光地を後にし、空港に向かいます。交通手段はもちろんDartです!

出国ロビーにはたくさんの方がお見送りなどでいました。
お土産屋さんはありましたが、そこまで種類はないので、あまりこちらをあてにはしない方がよいかもです😶

出国の手続きを終えて、搭乗待ち。

謎のドラマをみんなで見る
出国ロビー。こじんまりした印象です。

スターバックスがありました。ブルネイに来て10周年らしく、期間限定のタンブラーやカップが!!
めちゃくちゃほしい!!
でも、荷物になる点や、もったいなくて使えないだろう、ということで、断念、、>_<

スターバックスの棚
スターバックスの棚

その後無事飛行機に搭乗し、今回の旅行は終わりました🛫

ブルネイは本当に退屈なのか?

1泊2日のブルネイ弾丸旅行を、5つの記事で記載してきました。
短い時間ながらも、ブルネイという国を調べたり、実際に足を運んでみることで、いろいろな体験ができました。

振り返ると、確かにブルネイは、観光に力を入れている印象はありませんでした
“観光スポット”と言われる場所は少なく、どちらかというとブルネイの方の生活を覗かせていただいている、という感覚が近かったです。
(私の発音の問題かもしれませんが)英語が通じない場面もしばしばあり、相手の方が話している言語もわからず、コミュニケーションに四苦八苦する場面もありました。

でも、「ブルネイってどんな国なんだろう?どんな生活している人がいるんだろう?」といった、ブルネイの人々や国自体に関心があれば、退屈することなく楽しむことができるように思います。
また、私たちのようにホテル選びにこだわることで、リラックスした時間を過ごすこともできます。

まだまだめぐり切れていない中の感想にはなりますが、5泊6日等長期の滞在となると、目的がない旅行の場合、確かに「やることないな~」となる可能性もあるかもしれません😵
せっかく近隣にも色々な国がありますので、その場合は近隣の国にも足を延ばしてみるのもいいかもしれません。

出会ったブルネイの皆さんが、言葉が通じないことはあるけれど、優しくて素朴で素敵な人ばかりだったのが印象的です。
今回は1泊2日で楽しみ切れなかったので、また機会があれば行きたいです🛫✨

まとめ

弾丸旅行でしたが、とても素敵な時間を過ごすことができました。
もしもこちらの記事を読んでブルネイに興味が沸いたら、ぜひ調べてみてください~!

今後はまた、シンガポールの日常生活について、記事を書いていきたいと思います🖋

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