夫と2人でマレーシア旅行に行きました🛫
今回はマレーシアのゲンティンハイランドにある「清水岩廟(Chin Swee Caves Temple)」 に行ってきたので、こちらにレポを残します🖋
清水岩廟(Chin Swee Caves Temple)とは
清水岩廟(Chin Swee Caves Temple)は、マレーシアのゲンティンハイランドにある道教と仏教の寺院です。ゲンティンハイランドの創設者である林梧桐(Lim Goh Tong)氏によって建てられました。
公式サイトには以下のように記載されていました(太字・下線は筆者が追加)。
1975年、ゲンティン ハイランド リゾートに初のホテルとカジノの建設を完了した後、ゲンティンの創設者タン・スリ・リム・ゴー・トンはチンスウィー洞窟寺院を建設することを決意しました。
ーー中略ーー
急峻で岩だらけの地形のため、建設は困難で危険な作業となり、杭打ちなどの基本的な作業に近代的な機械を使用することは不可能でした。そのため、手作業が投入され、完成までに18年もの歳月が費やされました。
チンスウィー洞窟寺院は1994年3月29日に正式にオープンしました。
(引用元:https://www.chinswee.org/thehistory)

カジノリゾートを作った後にお寺を建てることを決めるなんて、ふり幅すごい😵
今まで行ってみた方の記録を調べてみると、大きな仏像や塔のほか、地獄を表すオブジェの写真が次々と、、🫥🫥早速行ってきました🏃🏻♀️💨
ゲンティンハイランドってどんなところ?
場所
ゲンティンハイランドは、クアラルンプールの北にあり、標高約1,800mに位置しています。涼しい気候で過ごしやすいのが最大の魅力です。


ゲンティンハイランドにあるもの
ゲンティンハイランドには、カジノ、テーマパーク、ショッピングモール、アウトレットモール、ショーやライブパフォーマンス、、エンタメが勢ぞろいしている場所です!
麓から頂上までケーブルカーでつながっており、停車駅は計3か所。各施設の位置関係は以下画像でご確認ください(あくまでイメージです!)。


今回行ってきた「清水岩廟(Chin Swee Caves Temple)」はケーブルカー中腹にある途中駅にあります。ゲンティンハイランドまでの行き方については、以下でご紹介しています。よろしければご覧ください🫶🏻





Awana Station~SkyAvenue Stationのチケット1枚で、Chin Swee Cave Templeに乗り降りできます!(改めてケーブルカーのチケットを購入する必要はありません◎)
ケーブルカーからメインスポットまで




ケーブルカーの停車駅「Chin Swee Cave Temple(チン・スウィー・ケーブ・テンプル)」で降ります。チケットは、再度ケーブルカーに乗車するときに使います。なくさないように保管します。


降りると看板があります。看板の道案内通りにエスカレーターを降りていきます。



エスカレーターめちゃめちゃあります!一番下まで着くのに5分程度かかりました😵


一番下に着いたら、小道を進んでいくと、メインスポットに到着です!



小道が映えスポットのようで、柵にもたれて写真撮影している人がたくさんいました📷
地図


出入口近くに、大きな地図がありました。見どころがたくさん!地図はリンクになっており、携帯でも確認できました。



ここから先は各スポットについてレポします!
極楽と地獄!死後の地獄めぐり
(10 Hell Chambers 十殿閻羅)


清水岩廟の代名詞ともいえる、10種類の地獄と、極楽を表したエリアです!
場所(入口)




地獄(いくつかピックアップ)














地獄から極楽へ


一通りの罰を受け、転生していきます。転生先は「地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天上道」あるらしい。






後から調べたところ、仏教と道教の民間信仰に基づいた「十王思想(じゅうおうしそう)」を視覚的に表現したものだそうです。
十王思想では、人は死後10人の王(十王)による審理を順番に受けます。死後三回忌まで、計10回の審理が行われます。各審理では生前の罪が裁かれ、その罪の重さによって次に進む地獄の様相が異なります。
死後7日目/初七日(しょなのか)/担当十王:秦広王(しんこうおう)
死後14日目/二七日(ふたなのか)/担当十王:初江王(しょこうおう)
死後21日目/三七日(みなのか)/担当十王:宋帝王(そうていおう)
死後28日目/四七日(よなのか)/担当十王:五官王(ごかんおう)
死後35日目/五七日(いつなのか)/担当十王:閻魔王(えんまおう)
…
引用元:https://note.com/asahi_books/n/n427e71a55ee0



日本でもよく耳にする「初七日」は、遺族が死者に対して、最初の審理を乗り切ることを祈り、秦広王に死者の減刑を請願するという目的があるとのこと!知らなかった~!😵
ここのエリアでは、特定の罪(例えば、嘘をついた、親不孝をした、殺生したなど)を犯した者が、どのような地獄でどのような苦しみを味わうか、というのを視覚的に表現しているそうです👀
結構ボリュームがあり、またちょっとぐろい表現も、、😵笑っちゃう像もあるけど、「悪いことはしたらダメだな、気を付けよ~」と振り返る良いきっかけになりました✨
その他スポット



今回見ることができた一部の場所を記載しています!また各場所の名前は、地図の記載を参考にしています!
Founder Statue
場所


小道を抜けてすぐにあります。
みどころ


創設者タン・スリ・リム・ゴー・トンさんの銅像があります。マレーシア唯一の公認カジノを含めて、ゲンティンハイランドの巨大リゾートを一代で築き上げたその功績から、ビジネスで成功したい方がお参りに訪れるのだとか👀 私たちが訪れた際も、写真撮影の列ができていました。
如来殿(Buddha Hall)
場所


どんなところ?


如来像を中心に、3体の像が安置されています。立派な建物でしたが、参拝される方も多かったので、邪魔にならないように気をつけましょう。
大仏(Giant Buddha)
場所


広場奥の方に進むとあります。大きいのですぐにわかります👀
どんなところ?


迫力の大仏さま!めちゃ大きいです!大きさについて、公式サイトには記載がありませんでしたが、旅行サイトに「15m」と記載がありました。



日本の鎌倉の大仏さまは、台座を含めて13.35メートルだそうです👀
清水岩廟(Chin Swee Caves Temple)
場所




エレベータで「7C」に降りると“清水岩廟”にたどり着けます。
どんなところ?


福建省永春出身の清水祖師(1045-1101年)が祀られています。北宋時代の著名な僧侶で、「邪気を鎮め、航海を守り、洪水を鎮め、雨をもたらす」ことで知られているそうです。
金箔が施さていたり繊細な彫刻があったり、豪華絢爛!荘厳な場所でした。


四天将殿
場所




清水岩廟(Chin Swee Caves Temple)と同じ建物にあります。「G」に降りると“四天将殿(4 Celestial General Temple)に向かうことができます。
どんなところ?


普祖の四天王と大乗仏教の法身二体が安置されています。世界の四方をお守りする存在であるため、世界全体の平和や国土の安定を護るとのこと。外に出ると建物の外観が見られます。こちらにも繊細な彫刻が多数あり、その技術やデザインにほれぼれしてしまいます👀


万佛塔(Pagoda)
場所


どんなところ?


遠くまで見える、この場所の象徴のような塔ですが、今回は時間がなく回ることができませんでした🥲塔までの小道にはお土産屋さんもチラホラありました。



このほか、スタバもあるらしいです☕この景色で飲むコーヒーはおいしいんだろうな~!!
気を付けること
持ち物
私たちはスーツケースを持っていきましたが、特に地獄めぐり(10 Hell Chambers)は道が狭くごつごつしていて、移動が大変でした💦
マナー/お参り方法
清水岩廟は、仏教と道教が融合した信仰の場です。写真映えするスポットも多く夢中になってしまいやすいですが、お参りの迷惑になるようなるような行動は控えましょう。
また私たちが訪れた際は、大きな線香があったり、両ひざをついてお祈りをする方がたくさんいたり、日本の仏閣とは似ているが異なる点がありました。両膝をつく形のお祈りは、おそらく道教の参拝方法と思われました。台湾のサイトとなりますが、やり方が記載されているリンクを添付します。もしもお参りもされたい場合は、ご参考までにです。
所要時間
時間に余裕がある場合は2時間30分~3時間ぐらいは見ておくと、ゆっくり楽しめると思います。
今回私たちの滞在時間は、ケーブルカーの降車から乗車まで約1時間30分程度かかりました。見どころが多く、全部小走りで回りました💦スタバも景色がいい場所にあったり、時間があったら見たかった場所も多く、、時間は余裕をもって方が安心です🥲
まとめ
ここまで清水岩廟について記載してきました!改めて、カジノや娯楽施設を建てた方が建てた場所だと考えると、この方の根底にある信念を感じます。遊ぶときは遊び、守るべきものは守っていくメリハリが大事ですね!
こちらのレポが、皆様の役に立ちましたら幸いです🫶🏻
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