
こんにちは、おじゃです。夫と2人でシンガポールに暮らしています🏠
シンガポールはバス、電車などの公共交通機関が充実しています。しかしどうしても公共交通機関ではカバーできないスポットもあります。日差しが強いシンガポール。外の移動はできる限り早くしたいですよね。
そんなときに重宝するのが、シェアサイクル!今回はそんなシェアサイクルのうち、「HelloRide」の利用開始方法をご紹介します。
前段:シンガポールのシェアサイクル事情
シンガポールの現在の主要なシェアサイクルサービスは、AnywheelとHelloRideの2社です。




Anywheelがシェアを握っている一方、HelloRideは2025年7月時点で2万台の自転車を保有しており、利用者が拡大しているようです。2社のサービスの違いは以下です。
項目 | Anywheel | HelloRide |
---|---|---|
色 | 緑 | 青 |
自転車数 | 約35,000台 | 約20,000台 |
通常料金 | 30分ごと:$1 | 最初の30分:$1 以降10分ごと:$0.50 |
支払い方法 | プリペイド方式(利用前チャージ) (最低チャージ額 S$10) | ポストペイ方式(利用後支払い) |
主な特徴 | ・シンガポール最大規模の車両台数 ・30分単位の料金体系がシンプルで分かりやすい ・利用後に支払うポストペイ方式 | ・スマホホルダーを搭載した新型車両を展開中 ・リワードプランでポイントや無料乗車券を獲得可能 ・事前にクレジットを購入するプリペイド方式 |
特に気になるのが「支払い方法」。HelloRideは40分以上利用すると少しAnywheelよりも利用料金が高くなる一方、ポストペイ方式のため利用した分だけ支払いをすればよい点がメリットです。一方Anywheelはプリペイドのため、事前に10SGDを支払う必要があります。観光目的でシンガポールに来てシェアサイクルを利用する場合、3時間30分以上利用する予定がない場合は、結果的にHelloRideの方がお得になります!



自転車の場合、急な雨で利用できなくなることもあります。利用した分だけ支払えば済むHelloRideが、観光ではおススメです!



近頃は、後ろにお子さんを載せられるタイプの自転車も見かけるようになりました。ただ、まだ数は少ない印象です👀
なお2017年ごろにシェアサイクルの激しい競争が起き、放置自転車が社会課題となってしまいました。その後規制強化が積極的に行われ、現在の状況に至るようです。
利用開始方法
以降の画像は、2025年9月現在に取得したものです。その後、登録流れや画面遷移が変更されている可能性があります。予めご了承ください。









今回私はGoogleアカウントを利用してアカウント登録を進めました!
デフォルトではシンガポールの国番号が設定されています。日本の電話番号で登録する場合は、「+65」をタップし、日本に切り替える必要があります。










支払い方法登録









支払い方法の登録を事前にしていないと、自転車の利用開始時に登録が求められます!スムーズに利用したい方は、事前に登録しておくとよいかもしれません👀
利用方法🚴


パーキングスポットは、アプリ上☝のアイコンで表示されます。





自転車によっては、前の人のゴミが残っていたり汚かったり、、自転車選びは慎重に!
サドルはレバーを上げることで調整可能です(通常サドルは黒ですが、今回選んだ自転車のサドルはなぜか銀でした👀)。




補足:自転車の特徴
おそらくですが、ちょっとアシスト機能があり、ママチャリの感覚でペダルを踏みこむと、思ったよりも進みます。またシンガポールのシェアサイクルは、なぜか籠が前に固定されていて動きません🚴(こちらはAnywheelも同じです)





慣れるまでは、ちょっと不思議な感じがします👀
補足:利用時の注意事項
歩行者専用道路(Pedestrian-only paths)
2025年7月1日から、歩行者専用道路で自転車を走行した場合、最高S$2,000の罰金、または3ヶ月以下の懲役が科される可能性があります。
車道
車道で自転車に乗る場合、ヘルメットの着用が義務付けられています。 違反者には罰金が科される可能性があります。
携帯電話
走行中に携帯電話を手で持って操作することは禁止されています。
利用終了手順


パーキングスポットにあるQRコードを読み込み、利用終了>支払い





指定の駐輪場以外に放置すると、S$5の罰金が科されます。この罰金はアプリを通じて請求され、支払い義務があります!😵
まとめ
こちらの記事では、シンガポールのシェアサイクルサービス「HelloRide」の利用方法をご紹介しました🖋
観光でも、滞在でも、移動の選択肢に自転車が加わると、アクセス可能な範囲がグッと広がりますよね。
こちらの記事が、みなさまのお役に立てば幸いです🫶🏻
よいサイクリングライフを!🚴💨



突然の雨にはご注意を!☔
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